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【現代美術的桃太郎】
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犬「腰につけていると思われる、胡粉団子のほうをいただけますでしょうか?」 桃太郎「無理です。ですが、これから行われるライブペインティングの協賛という形でしたら差し上げる事は出来ます。」 キジ「胡粉団子という事は、やはり日本画のライブペインティングという事でしょうか?」 桃太郎「理想はそうですが、日本画の定義の問題だと思います。アクリルガッシュでも問題無いでしょう。」 猿「膠を使うというより、画題が龍とか花鳥風月であれば問題ないという事でしょうか?」 桃太郎「そう理解していただいて問題ありません。」 キジ「出来上がった絵画は所属画廊で販売してもよろしいでしょうか?」 桃太郎「かまいません。しかし、別途報酬があるかもしれません。」 犬「といいますと?」 桃太郎「ライブペインティングを行う会場の、買い上げなどです。」 キジ「なるほど。しかし確定ではないという事でしょうか?」 桃太郎「そうです。」 猿、キジ、犬「了解しました。それでは現地集合で。当日はよろしくお願いします。」
天気の良い日に旅に出るような。
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以前、twitterで知った絵描きさんで、20代で癌になって闘病されていた方が亡くなったのを知りました。その方のご冥福をお祈りします。自分なりの考えですけど、人生は長さじゃないと思います。人生にしめる幸せの量は、若くして亡くなられた方のほうが、むしろ多いんじゃないか、と思う時もあります。絵のコレクターさんにはお医者さんが多いですが、きっと病気の人を見るたびに、豊かな人生とは?良い死に方とは?人間の幸せとは?、そういう事がいつも、頭をよぎるんじゃないかな、と思います。絵画は精神的な薬のようなものだと思います。普段は、思い出せないほど遠い記憶、幼い頃に、まだ若い母親と手を繋いだ記憶、その時に嗅いだ草の臭い、そういう記憶が、心の薬になる時があると思います。そういう記憶を、掘り起こせる絵画でありたいと思います。
なんとなく嫌だった話。
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twitterのTLに、21歳で闘病して死んでしまった美人の話がリンク付きで流れてきたので、 クリックして読んだ。本当に痛ましかった。 どんな人がリツイートしているんだろう?と思って覗いてみたら、 ただのフォロワー増やしのためのアカウントだったのよ。 もしかしたら手動でのツイートでもないのかもしれないけど、 なんだか、おぞましい世界観だと思った。 インターネットを利用する人で、検索をする人が、最近は減っているというけれど、 インターネットの世界は、技術がむき出しで、 美しくないからかもしれない。 画塾に通うような年の頃、作品が成立するには技術だけではダメで、 それを上回る表現力が無いと絵にならないと言われ、 それがどういう事なのかわからなかったけど。 画家が表現して、その絵を鑑賞した人と、心が通じる。 見た人は、心が少しだけ豊かになる。 画家は、『少しは楽しんでもらえただろうか?』と、想像する。 くだらないけど、そういう事を大事にしたいと思う。